Column現場コラム
蜂の巣
私たちが現場で気づいた事や、発見した事をお知知らせしているこのコーナーですが、今回は皆様が発電所を訪れた際の安全にもかかわる内容です。
春は、木や草もどんどん成長し、いろいろな生き物も活発に活動をしており真に命の息吹を感じる季節です。
そんな中、いつもの様に作業に勤しんでいるときに何か見えたような・・・・
ふと違和感を覚え、架台のレールの中を覗いてみると・・
蜂です..まだ小さいですが蜂が巣を作っているのです。しかも、全体を調べてみると5か所以上ありました。
ちょうど膝~肩の高さのレールの中に巣を作っている所のようです。
まだ春という事もあり蜂が凶暴な季節ではなく、またスズメバチのような危険度Aクラスの蜂では
ないので良かったですが、これが蜂の凶暴になる夏の終わりから秋にかけてだと思うと怖くなります。
よくパネル裏側の課題や近くの木々に巣を作っていることはあるので注意していますが、まさかレールの内部にも作ってしまうとは..考えもしませんでした。
今回はまだまだミニサイズの巣でしたので、近くのホームセンターまで蜂の駆除と巣作り防止効果のあるスプレーを買いに走り全て取り除きましたが、次回の作業時にもしっかりと確認しておいたほうが良さそうですね。
皆様も発電所を訪れた際は、まずは蜂の巣など危険なものがないかを最初に確認されることをお勧めします。
錆について
エコ・サポートのHPをご覧いただきありがとうございます。このコーナーでは私たちが実際、太陽光発電所で作業を行った時に気づいた事や、発見した事を
紹介していきたいと思っています。
皆様の発電所でも役立つ情報があるかもしれませんので、ぜひ定期的にチェックしてみて下さい。
第1回目は錆についてです。
太陽光発電所の中にはフェンス、架台、ブレーカーBOX、パワコンなど鉄が使われている箇所が複数あります。
最近はアルミなど錆に強い素材が使われる事も多くなっていますが、どこかしら鉄を使用している所が多いのではないでしょうか。
太陽光発電所のような屋外で雨ざらしの環境では錆が発生しやすく、私たちも現場で目にすることが増えてきました。
もちろん塗装や亜鉛メッキなどで長い年数錆を防ぐものもありますが、完全に錆びないわけではありませんので定期的にチェックする事をお勧めします。
もし錆を発見したら...
放っておくと症状が悪化していきますので、早めに対処してあげる事が必要です。
初期の段階ですと大掛かりな作業をせずとも、部分塗装など費用を抑えた補修が可能となるケースが多いのです。
放っておくと、穴が開いたり折れたりなど深刻な状態を招くこともある錆。
案外見落としがちな点ですが、長く運用する大切な太陽光発電所です。
皆様もぜひチェックしてみて下さい。