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Column現場コラム

最近増えてる結束バンドの切れ

結束バンド切れ 私たちが現場で気づいた事や、発見した事をお知知らせしているこのコーナーですが、
今回は出来てから数年を経過した発電所で見ることが多くなってきた症状についてです。

太陽光発電所では多くの電線やケーブルが使われていますよね。
パネルの裏に接続されたケーブルが架台を伝ってまとまり、地中や地面の上を通ってパワコンに集まり、
売電メーター、変圧器を通って送電線に繋がっています。
その中でパネル~パワコンまでの経路を中心に発生している事例になります。

これらのケーブルは架台に専用のクリップや結束バンドなどで固定されている箇所が存在しますが、
これらは、ケーブルの断線などのトラブルを避けるためにとても重要な役割があります。

なぜならケーブルには中に金属線が入っていて、それなりに重量があります。これが固定されずにブラブラ
揺れていたら・・しかもそれが何本も束になっている箇所だったら・・さらに強風などで煽られると・・
良くない想像しか出てこないですよね・・

しかし最近この結束バンドが切れているのを見かける機会が多くなってきました。
このバンドは耐候性がある屋外用の商品や耐候性のない屋内用の商品など種類も多くあります。
また、発電所の環境次第で使用年数にも差が出てくるようです。
ですから思ったより早く症状が現れることもあれば長く保つこともあるため、
定期的に確認して症状が見られたら早めに新しいバンドで固定し直すのが一番安価でトラブルも
避けられる方法かと思われます。

何事も早めに対応しておくと安心です。
太陽光発電所を作って3年以上経過されている方は一度ご確認してみてはいかがでしょうか。

Column現場コラム

太陽光発電所で作業を行った時に気づいた事、
発見したことをご紹介致します。

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